ADHDの私が考える、大学生・社会人のための「効果的に役に立つノートをとるコツ」5つ【取り方・まとめ方】

  • この記事は「プレゼンや授業を聞いた際にどのようなノートの取り方が効率的なのか知りたい人」向けに書いています。
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  • この記事は2019年8月24日に更新されました

序段

自分が学生の時は想像もしませんでしたが、大人になってからもプレゼンを聞いたりセミナーを受講したり、ノートを取る機会って意外に多いですよね。

私はADHDで、普通の人よりいわゆる「要領」が悪いと思います。

学生時代は教科書みたいなきれいなノートをとる人にあこがれて自分も真似しようとしていましたが全然うまくいかず、試行錯誤しながら自分なりのノートの取り方を考え続けてきました

私の場合は就職してからも常に大学院や資格予備校などの授業を受け続けています。そのため今でもノートをとる機会が多いのですが、最近自分のノートの取り方は大人向けとしてはむしろ「教科書みたいなきれいなノート」よりも効率的なのではないかと思えるようになりました

こちらの画像はYoutubeで公開されている中田敦彦さんの消費税に関する動画の冒頭6~7分間を聞いて実際に取ったノートです。

そこで、もしかしたら私のノートの取り方は皆様の参考になるかもしれないと思い、自分流の方法を記載します。

ノートの種類

私はいわゆる本になっているノートは一切使いません。 代わりに方眼紙+バインダーを使っています。 ちなみにノートを取る際だけでなく、仕事中も常にバインダー+方眼紙を持ち歩いています。(おかげでやや変人されています)

ノートは必ず方眼紙を使う

私はノートをとる時、いや、何かを書くときは常に以下のような方眼紙を使っています。

理由は、補助線があることで図形や書いた文章の位置関係ををきれいに書きやすいため、視覚的に意味関係を認識しやすいノートの取り方を実践しやすくなるからです

例えば画像の例では直接税と間接税の違いについて図を書いたり、コメントを入れることで複雑な事項について理解しようとしています。その際に絵が下手で図が汚くなってしまったり、それぞれの図に入れるコメントの位置関係がバラバラになってしまったりすると、本来意図した自分の頭に残したい認知がうまく残らない可能性があります。

ちなみに、世間が賢い賢いと崇めている外資戦略コンサルのエリートたちは皆メモを取る時や思考するときに方眼紙を使っていま

バインダーで方眼紙をとめる

書いたノートは基本的にすぐに捨ててしまうので、以前書いたものがだらだら残る本型のノートは不要です。私の場合は、どんどん書いてどんどん捨てられることと、机が無い状況(例えばひざの上でメモを取らなければならない場合など)でも書きやすいことから、バインダーを使っています(100均とかで売ってる安いやつでも十分です)

ノートの画面割

私はノートが縦長であれ横長であれ、大体右端から25%くらいのところに縦線を引いて、左側のメインパートと右側のサブパートにノートを分割しています

左側75%(メイン画面)

左側にはノートをとるメインの対象に関わることを記載します
例えば冒頭のノート例だと、中田先生がメインテーマとして取り上げている「消費税」に関わることを左側に記載しています

右側25%(サブ画面)

右側にはメインの対象ではないがメモしたいことを記載します。例えば冒頭のノート例では、中田先生のプレゼン手法でよいと思った部分など自分が将来プレゼンをするときに使えそうだと気になった点を記載しています

書き取る内容

基本的に書くことは「自分の理解を促進するための図形、情報のグループ」と「その場で自分の頭で思いついたこと」の2つだけです

自分の理解を促進するための図形、情報のグループ

ひとつ目は、話を聞いたり資料を見てもわかりにくいことについて、自分なりに内容や関係性を図形や情報のグループとして表すことです

例えば画像の例では直接税と間接税の話が直感的にぴんと来なかったので、図形を書いてみることで正しく理解しようと試みています。

自分の頭で思いついたこと

もう一つは、話を聞いているうちに自分の頭の中に思いついたことです

先生が話した内容はたいてい資料に書いてあるし、最悪他の参加者に確認することもできるので、わざわざ自分で書く必要はありません。

しかしその授業を受けて自分が思いついたアイデアは、自分が記録しておかなければ永遠に消失してしまうかもしれません

例えば「他の国の消費税ってどれくらいなんだろう」と疑問が湧いたら、その場で調べるか、その疑問を書き留めて置いて後で調べられるようにしておきましょう。

もし「初めに5%の消費税を導入すると言って、後から3%と要求を下げることで相手を納得させる方法は営業でも使えるかも」と思ったら、それもすぐにメモしておきましょう。

大人がノートをとる時、例えばプレゼンを聞いたり習い事の授業を受けたりするとき、話された内容が暗記できているかどうかをテストされることはほとんどありません。

むしろ、プレゼンや習い事で聞いた内容をいかに実生活の中で適用・応用できるかどうかのほうが重要ではないでしょうか。つまり、聞いた内容そのものよりも、聞いた内容を受けて二次的に自分がどういうアクションを起こせるかが大事なわけで、そういう意味では「先生が何を言ったか」よりも「自分が何を思ったか」のほうがよっぽど大切だと思います。 ちなみに、私は基本的に(よっぽど大事だと思ったところ以外は)、先生が話した内容のうち資料や板書にも書いてあるものは一切写しません。

昔はよく教科書に書いてある内容や、板書されたことをそのままノートに書いたりしていましたが、資料に書いてあることはもう一度資料を読めばいいだけなので書く必要はありません。最近は先生のしゃべる内容はほとんど要約が資料に書いてあるので、先生のしゃべった内容もほとんど書かないことが多いです。

書き取り方

書きとり方も2つポイントがあります。

きれいな字を書く必要はない

書いたノートはすぐに捨ててしまうので、きれいな文字で書く必要はありません。ただし書いたことは塊ごとにグループにして、グループ同士の関係は分かるようにしておきましょう

自分のノート記載ルールに則って書く

自分で書いたノートを後を効率的に視認できるよう、印や図形などの使い方にはある程度一貫したルールを設定しましょう。私の場合は自分が思ったことは〇で囲む、単発的なメモは☆印など緩やかなルールを設定しています(ただしその日のテンションで崩すこともよくあります。自分が混乱しないということが目的なので、大体でいいと思います)。

ノートを取った後にやること

ノートを取って終わりでは、意味がないとまでは言いませんが、ちょっともったいないですよね。自分は取ったノートが将来にも生きるよう、以下の要領で保存をしています。

書いた紙はすぐ捨てる

私の場合、取ったノートは基本的に翌日には捨てます。なぜなら、取ったノートを時間が経ってから見返すことはほぼないからです。

皆さんは取ったノートを見返すことがどれくらいありますか?100枚取ったノートのうち99枚は一度も見返されることがないのではないでしょうか。基本的にはノートに取ったその日のうちに頭の中に入るかどうかが勝負です(頭に入るというのは内容を暗記するという意味ではなく、概念を理解し概念が存在するという記憶が定着するという意味です)。そこで頭に入らなない=理解できていない或いは話を聞いたことさえ忘れてしまうので、残念ながらノートを見返すことすらないのです。

重要な情報は電子データにして保存する

100枚取ったノートのうち99枚は見返さないと書きましたが、逆を言うと1枚くらいは見返します。そのため、やはり私もせっかく書いた情報は保存しておきたいと思います。なので私は紙で取ったノートの内容のうち、重要な部分だけは電子情報にして保存します。しかしノートを紙のままファイリイングしても、無意味である可能性が大きいです。なぜなら、ノートした内容を紙媒体で保存しても検索が極めて困難なためです。仮に中田先生の授業を聞いて、消費税の導入・増税過程についてコンセプトが理解できたとします。

では1年後に日本の消費税と欧米の付加価値税の違いについて仕事で調べることになった場面を想像してみてください。あなたは中田先生の授業を思い出し、詳細な情報を確認するためノートを見返したくなりました。ところで、1年前に取ったノートを部屋の中から探し出すことができますか?書棚の奥に埋もれていませんんか?誤って捨ててしまっていませんか?すぐには探し出せない可能性大です。その点、電子的な媒体で記録を残しておけば後から検索することが簡単です。

このご時世手法はたくさんあると思いますが、私は取ったノートの要約を電子メールに書き起こして自分あてにメールすることで記録を残しています。私の場合電子メールは毎日チェックするのでアクセシビリティが良いのと、私が使用しているOutlookは過去メールの検索が簡単なので使い勝手が良いです。あと、「後で○○を調べる」とかメモして、実際に調べた時に調べた結果を引用返信で書いたりもしてますね。

まとめ

以上、ちょっと長くなりましたが自分なりに考えたノートを取るコツを書いてみました。 この取り方も常に一貫しているわけではなくTPOによってアレンジすることもありますし、もっと使いやすい製品や技術が出てきたらそちらに乗り換えるかもしれません。 あくまで本記事執筆時点ではありますが、これが自分なりのベストです。少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

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