3分でわかる書解:『マンガでやさしくわかるコーチング』

個人的レーティング

面白さ   :★☆☆☆☆
実用性   :★☆☆☆☆
読みやすさ :★★★★☆
総合お勧め度:★☆☆☆☆

本書の特徴

  • マンガといいつつ、半分くらいは文章ページ
  • 内容は必ずしも網羅的ではなく、ややコーチングの宣伝的
  • マンガ自体のクオリティは進研ゼミのDMクラス

こんな人におすすめ

  • コーチングとは何か、何でもいいから1冊手に取ってみたい人
  • 何らかの理由で1冊本を読まねばならない人

Takeaway

コーチングでは、クライアントの行動促進を重視するべき

  • コーチングでは、クライアントの行動促進を重視するべき。その際の重要なポイントは、問いかけの方法と、行動の結果の受け止め方。
    • クライアントの行動促進には、以下4種類の効果的な問いかけ方法が存在
      • 要望:クライアントの主題に沿ってストレートにクライアントの行動を促す。(例:「今週は合計で20キロ以上ウォーキングをしてください」)
      • 挑戦:クライアントが自ら設定した限界をはるかに超えるような要望を敢えて出すことで、クライアントが自分自身で無意識に設定した思い込みを取り除き、より積極的な行動を促す。(例:転職には準備期間が必要だと考えているクライアントに対し「今すぐ応募してください」と問いかける)
      • 構造化:クライアントが自ら掲げた目標を定期的にリマインドする仕組みを作り、行動に対する意識を高める(例:「自分で設定した目標を紙に書いて寝室に掲示してはいかがでしょうか」)
      • 確認:クライアントが自ら「やる」といったことを実際にやったかどうか、またその結果を本人の口から責任をもって説明してもらうことで、行動への圧力を高める(例:「それをいつまでにやりますか?来週のセッションで、結果について教えてください」)
    • 行動やその結果について評価的な言動をとらないことが重要
      • コーチの役割はあくまでクライアントの自律的な活動を促すこと。コーチが評価的な言動をとると誤った動機付けとなるリスクがあり、自律性が阻害されかえって状況が悪化する可能性がある

コーチはクライアントの行動ではなく人に焦点を当てるべき

  • 好奇心を持った聞き方を心掛けるべき:あなたはどうしたいの?」「あなたはどういう風に感じているの?」など、好奇心をもって相手の話を広げることでクライアントの内省を促す
  • 相手を主語にした受け答えを行うべき:あなたはどう感じていますか?」「あなたは○○のように感じたんですね」など、コーチの発言を極力二人称視点にすることで、相手が自分の気持ちに焦点を当てやすくなる
  • オープンクエスチョンを多用するべき:敢えて話を拡大することで、クライアント自身が気づいていない思い込み・無意識に設定している制限を取りのぞく。オープンクエスチョンには以下のような類型が存在
    • 期待に関する質問:何が可能ですか?
    • 可能性を探る質問:ほかの角度から見たらどうなりますか?
    • 選択肢を広げる質問:ほかにどんな選択肢が考えられますか?
    • 革新を付く質問:何が問題なのですか?
    • 行動を促す質問:次のステップは何ですか?それをいつまでにやりますか?
    • 学びを深める質問:今回のことから得たことは何ですか?

Keywords

  • 人生の輪(仕事・キャリア/お金・経済/健康/家族・パートナーシップ/人間関係/学び・自己啓発/遊び・余暇/物理的環境)
  • コーアクティブコーチング
  • NCRW(人はもともと想像力と如才にあふれ、欠落のない存在である)
  • 傾聴
  • フルフィルメント
  • サボタージュ

Commitment for tomorrow

  • コーチングセッションでは、20%以上の2人称を主語にする

著者

CTIジャパン
  • 2000年に米国CTIからのライセンス供与を受け、榎本英剛が設立(日本人として初めてCPCC®資格を取得した人物)
  • CTIは、国際コーチ連盟(ICF: International Coach Federation)に世界で初めて認定されたプログラム(ACTP: Accredited Coach Training Program)を提供しているコーチ養成機関

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