外資系戦略コンサルの有給事情

有給って、うれしいですよね。今回は外資系戦略コンサルの有給事情について記事を書いてみました 。

与えられる有給日数自体は日系企業と変わらない

同じ労働基準法の下にあるので当たり前といえば当たり前ですが、付与される有給日数自体は普通の大企業と変わりません。だいたい初年度が15日間/年で、所属年数が増えるごとに最大20日間/年くらいまで増加します。通常の大企業と同じように、未消化の有給持越し制度もあります。

有給消化率はかなり高い

外資系戦略コンサルタントの有給消化率はかなり高く、ほとんど全ての従業員が100%消化しているのではないでしょうか。有給消化率が低い日系企業からすると、うらやましいですよね。消化率が高い理由は理由は(有給消化を奨励するといったありきたりなものを除くと)主に戦略コンサルの業務スタイルにあり、中でも特筆すべきは「シングルアサインメント」と「非オペレーショナルな業務スタイル」です。

理由①:シングルアサインメント

外資系戦略コンサルファームでは、基本的に一つのプロジェクトにのみアサインされるため、そのプロジェクトさえ片付けばあとは思い残すところなく自由になるれます。そのプロジェクトが終われば次のプロジェクトにアサインされますが、複数のプロジェクトに同時並行的にアサインされることはありません。したがって、自分のプロジェクトが終われば、次のプロジェクトにアサインされるまでは完全に自由になることが可能です(聞いた話では、総合コンサル・業務コンサルだと複数の案件に同時にアサインされることが普通らしいですね)。
通常の企業ではプロジェクトを複数抱えていることが普通で、あっちのプロジェクトが片付いてもこっちのプロジェクトが忙しいのでいつまでも休みを取ることができない、という状態になりがちです。外資戦略コンサルにはそれがありません。
ちなみにシングルアサインメントはパートナークラスには当てはまりません。パートナーは複数の既存プロジェクトのマネジメント+今後の案件獲得のための営業活動を同時並行で行うことが普通なので、一般企業のそれと同じように休みは取りにくいのではないかと思います(が、それだけの報酬を得ているので、しょうがないでしょうねぇ)。

理由②:非オペレーショナルな業務スタイル

戦略コンサルタントの仕事は基本的に「特命案件」であり、オペレーショナルな業務、言い換えればルーチンワークは存在しません。結果として、有給取得時の「業務引継ぎ」が不要になる可能性が高く、有給がとりやすくなっています
例えば私が事業会社で働いていたころは、月次決算やら週次レポート作成やら毎日行わなければならない業務上の数値チェックやら、「決まった時期に決まった作業を行う」類の業務が必ず存在しており、それがゆえに休みがとりずらいという雰囲気がありました。自分が休んでいる間は誰かに引き継がないといけないですからね。自分が普段行っている業務を他人に任せるためには引き継ぎ書を作ったり説明が面倒ですし、それ以前に「自分の仕事は自分でやれよ」的な体育会的な雰囲気を醸してくる先輩もいてお願いしづらかったり…
それと比較すると、今の仕事にはルーチンワークは存在しないので「誰にも引き継ぎせずに休みをとれる期間」が存在するケースが多々あります。そんなタイミングであれば、だれにも気兼ねせず休暇を取ることが可能です。

有給が100%消化できるからと言って仕事が楽なわけではない

と、ここまで良いことばかり書いてきましたが、当然ながら有給消化できる=仕事が楽なわけではありません。そもそも有給が消化できるなんていうのは当たり前のことであって、有給が消化できないほうが異常な事態なのです。
プロジェクトにアサインされている間は、基本的には有給取得は難しいと思ったほうがいいです。戦略コンサルは「少人数で短期間のうちに難しい問題を解決する」ことが求められるので、プロジェクト期間中は毎日全力疾走です。入社以来「ふー、今日はのんびり働けそうだな」なんて思った日は1日もありません(事業会社で働いてた頃は週2くらいであったのに…)。週末に働くこともざらです。
ただ、全力でプロジェクトを走り抜けた後だからこそ、まとまって有給をとって心身を充電できることはとてもありがたいです。私はプロジェクトが終わるたびに毎回まるまる1週間お休みを取って、身体を休めたり、プロジェクト中に学んだことの棚卸をしたり、自分のキャリアプランを整理しなおして次に入るプロジェクトの希望ついて考えたりする時間にあてています
こんな働き方に興味がありましたら、ぜひぜひ外資戦略コンサル狙っちゃってください~

以上 !

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